認定看護師になるには?
当たり前ですが、まずは日本の看護師免許を持っていることが第一条件となります。
次に、免許取得後の実務経験が通算5年以上でそのうち通算3年以上は認定を希望する特定分野での経験が必要となります。
その後、日本看護協会が認定した認定看護師教育課程「6ヶ月間、615時間以上の教育課程」を受講する必要があり、教育課程終了後、筆記による認定審査があります。
外国において上記と同等と認められる教育を受けた方も認定審査を受ける資格があります。
試験に合格すると認定書が交付され認定看護師の資格を得られます。
資格の取得を考えている方は合わせて「認定看護師の資格取得支援のある病院とは?」をご覧になっていただけると良いと思います。
認定看護師教育機関・学校
認定看護師教育課程は下記のように定められています。
教育機関:6ヶ月間
授業時間数:615時間以上、共通科目は105時間以上、学内演習および臨地実習 200時間以上
また、教育課程入学には分野ごとに細かい勤務条件がありので、詳しくはそれぞれの分野のページかこちらを御覧ください。
特定看護分野の実務研修内容の基準
認定看護師の教育課程はがん化学療法看護、緩和ケアなどは数が多いのですが、不妊症看護、透析看護、手術看護、乳がん看護、小児救急看護などは数が少ないので注意が必要です。
分野別認定看護師教育課程数・教育機関
出典:日本看護協会「教育機関検索」より教育機関への入学試験
教育機関への入学試験は主に筆記試験と面接で行われます。
日本看護協会の会員ダイレクトでは、看護研修学校と神戸研修センターで実施する認定看護師教育課程の入学試験問題を閲覧することができます。その他教育機関でも過去問を開示している場合がありますので事前に見ておくとよいと思います。
また、ご自身の身近に認定看護師の方がいたら情報を聞いてみるのもためになると思います。
※認定教育機関の教育課程は休講したり新規に増えたりする場合があるので、情報をお探しの際はこちらから最新の情報を検索してみてください。
教育機関検索