みなさんは、普段どのようにストレスを解消しているでしょうか?
自分なりの発散方法がある方はいいですが、解消法をもたない方はどうすればいいのかわからず、辛い思いをしていると思います。
人間の場合、ストレスは全くないと生きてはいけませんが、あり過ぎても肉体と精神を壊す原因となります。特に、体や心に問題を抱えている方と多く接する看護師さんにとっては、ストレスとの付き合い方は大切なポイントになってくる思います。
職場や人間関係に問題があると、どうしてもストレスは溜まりやすくなってしまいます。自分だけでなく、周りの健康のために、ストレスを解消したい看護師さんに参考になりそうなTEDトーク集をまとめてみました。ご覧ください。
ストレスと友達になる方法
現代社会において、ストレスはあらゆる病気のリスクになると言われています。調査によると、ひどいストレスを受けた方は、そうではない方と比べて死亡のリスクが43%も高まったそうです。そのため、私達はどうしてもストレスというものを敵視しがちです。
ですが、ストレスに対する考え方を変えるだけで今より健康になれたらどうでしょうか。ストレスを受けた時に体に起こる反応を、ポジティブなものとして捉えるだけで体の反応が変わるります。この状態は、人間が喜びや勇気を感じるときの状態に近いそうです。
ストレスは単に自分の敵ではなく、行動に対する準備をしてくれて人を社交的にしてくれます。病院で嫌な事があっても、ネガティブな印象に囚われているだけでなく、ストレスとの付き合い方を考えてみるといいかもしれません。
必要なのは10分間の瞑想だけ
みなさんが10分間何もしなかった時はいつが最後でしょうか?私はこの言葉を聞いて、自分がいかに平静とかけ離れた生活をしているのか気付いたのですが、みなさんはどうでしょうか。
人間は人生の一瞬一瞬を心を通して経験するのに、多くの人は自分の心を気遣う時間を設けていません。特に、毎日慌ただしく業務をこなしている看護師さんには心を気遣う余裕はないかもしれません。
ですが、そのままの状態を続けていくと結果としてストレスを貯めこみ、その渦に巻き込まれてしまう生活を送ることになってしまいます。
ここで紹介している瞑想は、一歩下がって自分の思考をはっきりさせることで、現状を理解し良い結果を得る手助けをしてくれます。1日10分という時間で人生が変わるなら、試してみる価値はあります。
笑みの隠れた力
笑顔は人間がもつ最も基本的な表情です。笑顔の人が周りにいるだけで、自分まで笑顔になっていた経験はないでしょうか?
微笑みは気分を上向きにさせ、脳の報酬メカニズムを刺激します。これは喜びの誘発してくれるもので、笑顔一つで チョコバー2千個分に相当する刺激が与えられるそうです。
笑顔はストレスホルモンを減少させ、幸せホルモンを分泌させます。自分だけでなく周りにも良い影響を与えるそうなので、嫌な先輩看護師と接するとき、嫌な患者さんと接するときほど「笑顔」を心がけてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は3つほどTEDトークの動画を紹介してみました。
ストレスは決して敵ではなく、ポジティブに捉えるだけで味方になったくれる事、日常にわずかな平静を取り入れることで自分の思考がはっきりすること、笑顔はストレスを減少させてくれること。
これら一つ一つは小さい変化でも、それが自分の生活を変えてくれると思えば試してみる価値はあると思います。ストレスを抱えて悩んでいる方は是非試してみてください。