看護学生であるみなさんは、国家試験の過去問をどのように勉強しているでしょうか?
多くの方は、参考書を利用したり学校で配られる大量のプリントを抱えながら悪戦苦闘している事と思います。
ですが、最近はスマートフォンが一台あれば国家試験の勉強が出来てしまうのです。とても便利なので、試験を控える方は是非チェックしてください。
看護師国家試験1440問とは?
看護師国家試験1440問とは、看護師専門の無料転職支援サービス「ナースフル(旧リクルートナースバンク)」などを運営している株式会社リクルートが提供しているスマフォアプリです。
2008~2013年までの過去6年分(全1440問)の問題が収録されており、完全無料で利用できますので2014年に看護師国家試験を控えている看護学生にはぜひともダウンロードしておきたいアプリだと思います。
当サイトでは「国家試験を控えた看護学生が抑えておきたいスマフォアプリ6選+3」で他のアプリも紹介していますので、興味のある方は合わせてどうぞ。
アプリの特徴
完全無料で利用できる
アプリは問題の回答から解説の閲覧まですべて無料で利用することができます。ただし、ダウンロードしただけでは1年分の問題しか利用することが来ません。全6年分の問題を利用するには会員登録が必要となりますので、メニューの「フルバージョンを使う」よりご利用になってみてください。
得意不得意の設定ができる
それぞれの問題は、各問題ごとに得意・不得意の設定が出来ます。設定すると問題の科目の横に「得意」「不得意」のマークが付き、メニューの「出題方式設定」より「得意を除く」「不得意のみ」などの設定ができます。
得意部分は学習しないで苦手な部分だけを学習する事ができるので苦手克服につながると思います。
医学評論社監修の解説が見れる
看護師国家試験1440問ではただ問題を回答するだけではなく、医学評論社監修の詳細な解説を見ることができます。問題を解くだけだと答えを覚えるだけになってしまいますが、解説が付いているので深く内容を理解することができます。
問題をランダムや科目別に選択できる。
おなじ問題を何度も繰り返し解いていると、どうしても問題の順番で回答を覚えてしまう部分が出てきます。ランダムを選択するとそのような事を防ぐ事ができますし、科目別でも問題を選択出来るので効率的に学習することができます。
日付ごとの正解率グラフや科目別の正解率が一目でわかる
自分の正解率をグラフで描くことで客観的に自分の苦手な部分、得意な部分を視覚的に見ることができます。特に科目別正解率のグラフでは自分がどの科目が苦手なのか、どの科目は得意なのかを見ることができるので、弱点だけを重点的に学習することにつながり弱点克服になると思います。
出題数を変更したり、中断した所から再開できる。
問題は全問、10問、30問、60問、120問の中から選んで選択することが出来ます。時間がないときは10問だけとか、ちょっと集中して学習したい方は全問を選択するなど場面によってアプリを使い分ける事ができます。
アプリは問題を途中で中断することも出来ますので空き時間の学習には最適のアプリだと思います。
どんなことができるの?
「看護師国家試験1440問」では問題を出題年で選択したり、科目別に選択することが出来ます。
出題年度別
出題年度別では過去6年の中から問題を選択できます。
- 2013年
- 2012年
- 2011年
- 2010年
- 2009年
- 2008年
問題科目別
問題科目別の項目では以下の12項目より選択することができます。
- 必修問題
- 人体の構造と機能
- 疾病の成り立ちと回復の促進
- 健康支援と社会保障制度
- 基礎看護学
- 成人看護学
- 老年看護学
- 小児看護学
- 母性看護学
- 精神看護学
- 在宅看護学
- 看護の統合と実践
その他設定
上記以外にも、問題の出題順をランダムに変更したり目標正解率の設定、得意不得意の設定などができます。
目標正解率を設定すると、正解率のグラフの部分に基準となる線が表示されるのでどこが目標正解率を越えているのがすぐにわかります。また、正解率が設定したラインを超えると過去に回答した問題セットの隣に「合格」のマークが付きます。
得意不得意の設定では、個別の問題に対して得意・不得意を設定しておくと、問題の設定画面で得意を除いたり不得意のみで問題を解いていくができます。
終わりに
「看護師国家試験1440問」は、問題数を自分の都合に合わせて設定できたり中断・再開機能が充実しているので、勉強の合間や通学のちょっとした空き時間で効率的に勉強することが出来るアプリです。学習の成果はグラフや正解率で視覚的に見ることができますし、苦手な問題だけを指定して学習することも出来るので、ただ問題を解くだけでなく苦手な分野を克服し全体的なレベルアップを図れると思います。
一部会員登録は必要ですがすべて無料で使えるアプリですので、2014年度に試験を控えている看護学生さんは是非ご利用になってみてください。